世間的に「転職は30歳まで」とよく言われていますが、本当にそうなのでしょうか。僕も30歳を過ぎた辺りから本当にこのままでいいのか？と疑問を抱えて働いていました。
ですが転職は30歳までと言う言葉が重くのしかかって中々身動きが取れなくなってしまい、本当に転職する事ができるのか不安でたまらなかったですし、今更面接なんて絶対無理だ！なんて思っていました。
何となく愛着もあるし人間関係も良好で居心地が良かったのですが、残業時間が月平均80時間と超多忙だったので家族との時間や自由な時間が取れないことをきっかけに転職を決意しました。
今では残業時間も月平均10時間ほどの会社に転職できましたし、こんなヘタレな僕でも環境を変える事ができたので、転職について不安を抱えている方に対して30代でも転職は可能という事を伝えていきます。
32歳の転職活動で気がついた事
30歳過ぎてからの転職活動
30歳をすぎると中堅社員として将来的に役職が付くポジションにいる方や班のリーダーを任されている方も少なからずいると思います。
ここまで長い間働いていると今のポジションに未練を感じてしまい、転職しにくい環境にあります。僕も32歳で転職しましたが、30歳を過ぎてくると1年1年が重くなってきて、本当に転職できるのか不安でたまりませんよね。
実際に僕も何社落とされたか覚えていないですが、それでも「捨てる神あれば拾う神あり」というように転職活動を続けていれば必ず内定をもらえる会社はあるという事です。
ここ近年、働き手の数も徐々に減少している傾向にあるので、これからの時代は転職して当たり前な時代になると思いますし、僕が転職先で感じたことは40歳過ぎた方でも転職に成功しており、仕事が認められれば役職につくこともできます。
このことから30歳もしくは40歳過ぎても転職は可能だということを知る事ができました。
転職が30歳までと言われる本当の理由
なぜ世間的に転職は30歳までと言われているのかを説明をします。
自分が経験した事のない新しい業種での転職なら年齢の若さが大きな武器になるので転職はしやすいですが、
30歳からの転職というのは即戦力で採用される場合がほとんどです。
少しでも現在のスキルを発揮できる職業の方が採用される確率が高いですし年収面でも考慮してもらえる場合が多いので、30歳からの転職は同業種で選んだ方がトータル的に満足できる結果になります。
企業も基本的なことを教えなくていいので、とても貴重な採用枠だと捉えています。
市場価値を知りたい場合は転職エージェントを活用する。
初めて転職する場合はご自身の市場価値が分かりにくい場合があると思います。
もちろん転職に有利なスキルをお持ちの場合は求人もたくさんあると思いますが、一般的にはどのような求人を選べばいいか分かりません。
そんなときに気軽に相談できるのが「転職エージェント」になります。
求人の相談だけではなく面接の対策や企業との連絡も全ておまかせできるので、初めて転職活動される方ほどオススメ度が高いです。
求人の質も高いものが揃っているので内定をもらった後でも後悔する事が少ないのも嬉しいですよね。
1人で活動していると、とても心細い気持ちになりますが、転職のプロがいつでも相談に乗ってくれるのは、とてもありがたいです。
面接官はどんな所を重視して採用しているのか。
中途採用の場合、一番最初に見られるところは人間性です。
もちろん企業側も即戦力を期待しているので中堅社員として今までどのような働きをしてきたのか、入社した際にどんなメリットをもたらしてくれるかを見られています。
さらには今働いている社員との相性も考えている面接官もいるので、ありのままの自分をアピールしていけば問題ないです。
もちろん年齢的にも清潔感のある服装や堂々とした立ち振る舞いもできていて当然と思われているので最低限のモラルがあって初めてクリアーされる項目だといえます。
一次面接は面談形式が多い。
一次面接は1人〜2人の少人数での面談形式で人事の方と将来的に上司になる方の2人構成で行われるパターンが多いです。
もちろん企業側も採用する前提で面接を行っているので、面接者が緊張しないような配慮をしてくれている企業が多いように感じます。
ただし、5人前後で面接している企業もありますがその場合は一次面接が本命の場合か、もしくは圧迫面接で面接者を試している企業もあるので油断は禁物です。
万全の準備した上で面接に望みましょう。
僕も初めての面接は頭が真っ白になってボロボロな内容でしたが、回数をこなしていけば少しずつ慣れてくるので大丈夫です。
最終面接はご自身のスキルPRや入社意思をプレゼンする場。
最終面接は社長もしくは取締役も含めて面接を行います。
この場合一次面接のような面談というよりかは、形式的な面接が殆どなので最後の試練だと思って面接に臨んで下さい。
全ての決定権は社長が持っているのでご自身のスキルPRはもちろんのこと、全力を尽くして入社意思の熱意を伝えましょう。
一次面接で見られたように未来の上司は貴方を必要としています。
転職活動に失敗するのが怖いかたへ。
今の環境に不満がある方や、更なるチャレンジをしてみたい方は今すぐにでも転職活動にふみきった方が結果的には満足した環境につける事がほとんどです。
もし転職先が今よりも悪い環境だったときはもう一度チャレンジすればいいだけな話。
人生において何度もチャレンジを続ける事が何よりも大切であり成功への近道になってきます。
失敗が続くとへこたれることもありますが失敗こそが成功の元。失敗する事は運がいいと思う事がチャレンジし続ける事ができるエネルギー源になります。
人生の生き方は自分で切り開く事ができます！頑張って下さい！
まとめ
仕事というのは人生の中で最も長い時間を費やしているので職場での仕事内容が人生の幸福度に繋がってくるのと同時に大きな分岐点になってきます。
転職はものすごくエネルギーのいる選択ですが現状の労働環境に不満がある方は少しでも若いうちに転職してしまったほうが将来的に満足のいく生活が送れるので、目標を立てて何のために転職をするのか明確にしておけば気持ち的にもスムーズに移行していけます。
現職に留まるのも選択肢の１つですが行動することで新しい考え方が生まれる良いきっかけになるので自分なりに満足する答えを導き出せるといいですね！応援しています！
