工場勤務 転職ノウハウ

工場勤務なら大企業と中小企業はどっちがいい?メリット・デメリットを解説。

悩む人
  • 転職するなら安定の大企業がいいのかな?
  • 中小企業で自由に働くのもアリかな?
  • 結局どっちがいいんだ〜!
ひろちき

この記事ではこのような疑問を抱えている方に対してお答えします。

これから転職活動をする方にとって、

安定の大企業にチャレンジするべきか、

中小企業で自分のやりたいことを極めるのか迷うところですよね。

しかし、実際にそこで働いたことない人にとっては、どんな働き方をしているのかわからないのではないでしょうか?

私は、中小企業で10年以上働いたのち、大企業に転職しましたが、両者それぞれにメリット・デメリットがあることに気がつきました。

せっかく内定をもらっても『こんなはずではなかった』ということにならないようにしたいですね。

ぜひともこれからの転職の参考にしてみてください。

この記事を読んでわかること
  • 【結論】人それぞれに合った仕事のやり方がある
  • 大企業と中小企業の働き方の違い
  • 両者それぞれのメリット・デメリット

工場で働くなら大企業と中小企業はどっちがいい?

結論から話すと、

『中小企業と大企業では働き方が大きく違うので、人それぞれに合う人と合わない人がいる』

ということです。

ひろちき

そんな私もなんとなくの憧れから大企業の方がいいのかな?と思っていました。

大企業で働くようになってから、中小企業で働いていた私にとっては、

『すごくよかった!』と思うこともあれば『あれ?何か違うな・・・』

と思うこともあったので、その人の仕事のやり方や考え方によって決め方は様々だということがあるのです。

なので、何を優先するかによって今後の進路を決めていくうえで、最終的には『あなた自身が決めてね?』ということになってしまいますが、

ひろちき

両者を経験した私ならあなたの疑問に対して少しでも力になれるのではないかと思います。

中小企業の工場で働いていた頃の環境

なにをやるにも自由!!

これが中小企業の強みだと思います。

中小企業で働いていた頃は、とにかく自分のスキルを伸ばす事だけを考えていましたし、それを実現できる環境が整っていたことはありがたかったと思います。

働き方に関しても、自分で申告さえすればどんどん伸ばしていける環境でもあったので、仕事に対して前向きに向き合えることで自分を高めることができる面白みはありました。

私も10年以上勤めてきましたが、その業界の全てをこなせるオールラウンダープレイヤーにまでなれたのも中小企業ならではだったと思います。

しかしながら、仕事ができるようになるにつれて、残業も並行して増えていったので複雑な気持ちでした。

中小企業工場のメリット

中小企業で働くメリットはなんと言っても、

『自分のスキルを磨くことができる』これに尽きると思います。

中小企業では幅の広い業務を任されたり、より難易度の高い仕事を任されたりするので、自然と自分のスキルが磨かれていきます。

あとは従業員も少ないので、少し頑張っただけでも出世ルートに乗りやすいということもメリットになります。

こんな私でも小さな部署リーダーを任されたりしたので20代後半でマネジメント能力を鍛えることも可能だったりします。

この話を聞いて『面白そうだな』と思った人も多いのではないでしょうか?

そうなんです!中小企業は仕事に対してストイックな人ならとても面白みのある環境が揃っているはずです!

ひろちき

まさに!あなたという原石を磨くのには最高の環境ではないでしょうか!?

中小企業のメリット
  • 幅広い業務を任される
  • スキルを磨くことができる
  • 出世しやすい
  • 仕事の進め方が自由
  • アットホームな人間関係
  • 社長や上司との距離感が近い
  • 転職力が身につく

中小企業工場のデメリット

ここまで盛り上げておいてアレですが、中小企業にもデメリットも存在します。

それは、不景気の影響をモロに受けてしまうということです。

今のご時世、いつ何があるかわかりません。

中小企業というのは、大企業からの請負で仕事をもらっている場合がほとんどなので、不景気の波がきた場合は立ち直るのに時間がかかる場合があります。

あらかじめ不景気の波を受けにくい業種を選択しておく必要がありそうです。

さらには仕事の納期や品質管理がシビアなのもあげられます。

お客さんに納品するわけなので必然的に求められるスペックが高くなってしまい、それを維持することが大変だったりします。

しかし、そういった一面も受け入れることができれば、仕事の面白みに繋がってくるかもしれません。

中小企業のデメリット
  • 会社の経営が不安定
  • 残業が多い
  • 仕事の納期や品質管理がシビア
  • 仕事の責任が重い
  • 難易度の高い仕事が回ってくる
  • 社員に変わった人が多い

中小企業に向いている人

以上のことから中小企業に向いている人とは、仕事に対して積極的に取り組むことができたり、ストイックに上を目指す能力がある人は中小企業に向いていると思います。

逆に言えば、このような人が大企業に入った場合、何か物足りない気持ちになってしまい、拍子抜けしてしまう可能性があります。

ひろちき

自然な環境でたくましく生きていけるのが中小企業のいいところだね!

  • 積極的に様々な仕事に向き合いたい人
  • 難しい仕事にチャレンジしたい!
  • 自分のスキルを高めていきたい!
  • 誰にも負けないスキルを身に付けたい!

中小企業の転職で気をつけたいこと

中小企業とは世の中にたくさん点在しているので、いい会社と良くない会社を見分けることが大変だったりします。

しかしポイントさえつかめば面接時に会社の良し悪しを判断することができるので、ご自身の目を養っておくことが大切です。

こんな中小企業は危険!
  • 社員の年齢層が高い
  • 取引先の知名度が低い
  • IT化が進んでいない
  • 受付社員に元気がない
  • 面接官が馴れ馴れしい

大企業で働いている今の環境

大企業で働くようになって変わったことは、労働環境が大きく変化したことだと思います。

具体的には大手企業というのは残業管理が徹底されており、定時をすぎると強制的にパソコンにロックが掛かってしまうので、必然的に残業時間が0時間になるということです。

ひろちき

今まで残業漬けだった私にとっては願ってもない話。残業0時間は快適そのものです。

しかし、仕事内容はというと若干物足りない印象を受けました。

担当の業務は細分化されており、1つの仕事に対して徹底的に向き合うスタイルです。

今まで自由に仕事をやらせてもらっていた立場としては、オリに入れられた動物のような心境。

働く環境は良くなりましたが仕事は窮屈になったようなイメージでしょうか。

今はいいんですが、一生今の仕事に向き合っていくことを考えると面白みに欠けてしまって寂しくもあります。

ひろちき

この事から大企業で転職を希望する人の気持ちがわかるような気がしました。

大企業のメリット

とにかく経営が安定しているという安心感は大きなメリットではないでしょうか。

特に大規模な不景気の時も会社的には売り上げが下がるものの、私たちのお給料や賞与に影響が少ないこともあげられるので、毎月の給料が安定しやすいことがあげられます。

あとは、ネームバリューがあることで社員に優秀な人が集まりやすいことも隠れた魅力ではないでしょうか。

社会人にとって当たり前なことですが、

  • 仕事を確実にこなしてくれる
  • モチベーションの高い人が多い

こんな社員が多いのも働く上で大切だったりします。

大企業のメリット
  • ネームバリューがある
  • 経営が安定している
  • 社員に優秀な人が多い
  • 福利厚生がいい
  • 研修制度が充実している
  • 働く環境が充実している(残業管理など)

大企業のデメリット

やはり今の会社もそうですが、業務の幅が狭いゆえに『仕事の面白みに欠ける』ということだと思います。

しかし、その道のプロフェッショナルになれるという点では素晴らしい事でもありますし、会社にとっても『間違いなく仕事をやってくれる』という安心感につながるので、業務の効率化の点ではこの方が良いのかも知れません。

大企業のデメリット
  • 仕事の面白みに欠ける
  • 業務の幅が狭い
  • 出世争いが激しい
  • 仕事の意思決定が遅い
  • 転勤の可能性がある

大企業に向いている人

とにかく、『生活の基盤を安定させたい!』とか『アフターを充実させたい!』という方には最高の働く環境だと思います。

私も大企業で働くようになってから、時間にゆとりが生まれましたし、家族との時間を持てるようになったのはとても喜ばしい事なので、今の生活には満足しています。

ここ最近では働き方改革によって、生活にメリハリをつけたいと思う方も増えてきているので、興味のある方は是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

  • とにかく安定志向
  • アフターを充実させたい
  • 規模の大きい仕事をしたい

そもそも中小企業から大企業に転職できるの?

結論から話すと、『中小企業から大企業への転職は何歳になっても可能です』 

しかし、最低条件としては同業種で即戦力のスキルを発揮できる人材に限るという事です。

私が大企業に転職できたのも前職までの仕事内容と全く同じ仕事をしていたのがきっかけでしたし、同じ社員の中にも中途採用の方は年齢関係なく同業種からの転職者がほとんどだったのです。

こんな私でも無名な中小企業から大企業の転職を成功させているので、あなたの経歴やスキル次第では可能性は十分にあるので自信を持ってください!

大企業へ転職した時に使った転職サイト

私が大企業へ転職した時にお世話になった転職エージェントを紹介します。

実際には大企業の転職となると、ハードルが高く感じてしまいますが、自由テキスト” target=”_blank” rel=”noreferrer noopener”>リクルートエージェント という転職エージェントを使う事で様々な転職のアドバイスを受けられるほか、質の高い求人にも巡り会うことができるのでオススメ度の高いサイトになっています。

転職をするとなると、なかなか周りに相談できないので苦労する人も多いと思いますが、あなたの力になってくれることは間違いありません。

しかも、これだけサービスが充実しているのに無料で利用できるので転職には欠かせないサービスだと思います。

満足度や求人の質が高いものばかりなので、是非とも利用してみてください。

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まとめ

大企業で働くのも中小企業で働くのも、それぞれに向き不向きが存在するので、一概に『大企業が正解だ!』ということは無くなりつつあるのでは?と思っています。

仕事で求める環境については、人それぞれ違うのでその人によって答えは変わってくると思いますが、人生の満足度を高めるには必要不可欠だという事です。

あなたが求める最高の会社に巡り会えるといいですね。